2014.12.17
NTC CUP 第6戦レポート掲載!
2014.12.12
MOTEGI KART RACE 第6戦レポート掲載!
2014.10.17
NTC CUP 第5戦レポート掲載!
2014.10.1
MOTEGI KART RACE 第5戦レポート掲載!
2014.8.27
NTC CUP 第4戦レポート掲載!
2014.8.20
MOTEGI KART RACE 第4戦レポート掲載!
2014.8.4
NTC CUP 第3戦レポート掲載!
2014.6.29
MOTEGI KART RACE 第3戦レポート掲載!
2014.5.22
NTC CUP 第2戦レポート掲載!
2014.5.9
MOTEGI KART RACE 第2戦レポート掲載!
2014.5.9
NTC CUP 第2戦レポート掲載!
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NTC CUP
真原は気持ちを切り替え、予選ヒートのダミーグリッドに着く。スタートのタイミングは良かったが、前を行くマシンのスピンに行き場を阻まれコースオフしてしまうが、ダメージも無く直ぐにコースへ戻り追撃を開始する。2Lap目からは1コーナーで1台、3コーナーでまた1台と、次々に前を走るライバルをパスして行く。真原のペースはトップと遜色無いタイムでラップを重ねており、どこまで順位を上げられるかに注目が集まる。4Lap目には11番手までポジションを上げるが、10番手のCar No.9山平選手との間隔は少し大きい。しかし真原は追撃の手を緩めること無く山平選手を追いかけ、9Lap目の3コーナーで山平選手をパスして10位にポジションを上げた。そして最終ラップの6コーナー立ち上がりでCar No.7安東選手とCar No.4長谷川選手が接触して長谷川選手がコースオフ。その横をすり抜けて真原は9位にポジションを上げてチェッカーを受けた。
お昼のインターバルを挟んだ決勝レース。真原のグリッドは9番目で十分に上位フィニッシュを狙えるポジション。ローリングラップでタイヤにしっかりと熱を入れてスタートから上位へジャンプアップを狙う。スタート後の2コーナーで前を行く数台が接触してスピンアウト。真原はこれを上手く避けて7番手にポジションを上げる。続いて6コーナーの立ち上がり更に1台をパスして6位へ順位を上げた。真原のペースは速く安定しており、4Lap目の1コーナー進入で1台をパスして5位浮上。9Lap目の2コーナーでトップ争いの3台が急接近してペースが落ちたために、4位のCar No.6山下選手と5位の真原がこのトップ集団に追い着き、5台でのトップ争いに展開。10Lap目の3コーナー進入で山下選手のインを突き4位へ浮上。さらに6コーナー立ち上がりからCar No.23吉川選手との間合いを詰め、モナコヘアピンの進入で吉川選手をパス。これで表彰台圏内の3番手に浮上する。ここから2番手のCar No.30己野選手とのバトルが展開されるが、ペースは真原の方が良い。しかし己野選手も巧みにブロックラインを走行し真原の追撃を阻む。これがトップのCar No.3若林選手に楽な展開となり、順位は変わらず3位でチェッカーを受けることとなった。
もてぎカートレース
いよいよ、もてぎカートシリーズも今回が最終戦となり、真原はポイントランキングを首位で今回の戦いに挑む事となった。土曜日にもてぎ入りし万全の体制を整える。また、今回CarNo.45でスポット参戦となる藤井悠葵もチームに合流し、レースに向けてセットアップを進めた。この時期のもてぎは非常に気温も低く、特にタイヤのグリップを早く良い状態に引き出すための細かいセットアップや走り込みを土曜日の走行で行う事となった。
続いてのタイムトライアル、真原は先頭でコースインし、積極的にタイヤを温めてアタックのタイミングを待つ。7分間の時間を目一杯使って、10周目に40.840のタイムを叩き出して2位につけた。Car No.45藤井選手も気を吐き、同じく10周目に40.966を記録。真原に続き3番手のポジションを獲得した。40秒台は3位の藤井選手までだが、4位以下はいつものように僅差の戦いで、決勝レースも激しくなることが予想された。
もてぎのパンサークラスはいつものようにスタンディングスタートで行われる。2番手グリッドに真原、3番手グリッドに藤井と絶好のポジションからスタートをタイミング良く切ったが、真原はポールスタートのCar No.19鈴木選手に行く手を阻まれ2番手のポジションをキープしながらチャンスを伺う。一方の藤井選手もスタートを上手く決めて真原に続くが、4番手スタートのCar No.1石井選手のスタートも良く、3コーナー進入では背後につけられブロックに必死。しかし5コーナー進入で石井選手にインを刺されてしまい4番手に後退。石井選手はその勢いで2番手を行く真原に迫る。真原もトップの鈴木選手を追うが、その差は徐々に広がってしまい、3台が等間隔で2Lap目に入った。真原のマシンは曲がり辛い状況に陥っており、なかなかペースを上げられない状況で次第に石井選手との差が縮まってきた。5Lap目には真原の背後に迫り6Lap目の3コーナー進入で仕掛けられるが石井選手も攻めきれない状況で順位は変わらず。7Lap目の1コーナーでインを刺されるが真原も踏ん張り、併走状態ででバックストレートを通過するも、3コーナーで石井選手にかわされてしまい3位へドロップ。これで楽な展開で逃げたのはCar No.19鈴木選手。2台とは少し差が開きトップを快走。しかし真原も石井選手も諦めずトップを狙いながらバトルを繰り返す。レース後半は石井選手が鈴木選手に追い着き、2台でのバトルが展開される中、真原は冷静に状況を見ながら2台との
差を徐々に詰めて行き、勝負を仕掛けるチャンスを伺っていた。最終ラップには真原も追い着き三つ巴のトップ争いとなるが、順位は変わらず真原は3位でチェッカーを受けた。藤井選手も辛いレース展開となってしまい9位でフィニッシュとなってしまった。
お昼のインターバルを挟んで決勝第2レースの進行が始まった。3位フィニッシュの真原はレース中のベストラップが2位だったので、第2レースのグリッドは2番手、ポールポジションはCar No.1石井選手、トップチェッカーのCar No.19
鈴木選手は3番手でスタートとなり、藤井選手は9番手からの追い上げとなる。真原選手はスタートを上手く決めて1コーナーでは石井選手のアウト側に並び掛けるも、石井選手も必死に抵抗してポジションは変わらず。藤井選手はベストタイミングでマシンを走り出させ、8番手のマシンをパスして順位を上げる。この日の石井選手は調子が良く真原との差が徐々に広がっていく。一方の真原もペースを上げようとするが、マシンの曲がり辛い状況は変わらずCar No.19鈴木選手、4番手のCar No.12藤堂選手が背後につけて真原に襲いかかる。2Lap目の5コーナー進入で鈴木選手にインを突かれてポジションを明け渡してしまう。4Lap目のストレートで藤堂選手に並ばれ1コーナー進入でインを刺されて4位へポジションダウン。非常に厳しい状況のなかで真原は諦めずに藤堂選手を追った。その頃、藤井選手は1台をパスして7位へ浮上。6番手のCar No.7岡澤選手を捕らえるべく更に攻めた。しかし、真原も藤井選手もそれ以上に順位を上げることが出来ず、4位と7位というそれぞれの順位でチェッカーを受け、2014シーズンのもてぎカートレースを終えた。
NTC CUP
台風19号の影響が心配された週末だったが、台風の進むスピードが遅く、ほぼ影響が無い状態で迎えたNTC CUP 第5戦。チームは金曜からNTC入りしてレースに臨む。金曜、土曜と2日間で、マシンのセットアップやタイムトライアル、予選ヒートや決勝レースを想定し、様々なシミュレーションを行った。
予選ヒートを9番手のポジションからスタートした真原は、スタートで出遅れてしまい1コーナー進入で後方のマシンにつかまりポジションを落とす。続く2コーナーから3コーナーにかけては、後方からの集団との接戦にのまれ、接触を避けるためにラインを外してしまいポジションを落としてしまう。オープニングラップは18番手まで下がってしまうが、2Lap目の2コーナーでは2台をパスして反撃を開始する。3Lap目の2コーナーで更に1台パスして15番手までポジションを回復。6Lap目には前の集団に追い着き更にポジションを上げるべく2コーナーから3コーナーにかけて上手くラインをクロスさせながら、確実に前を行くライバルを交わして12番手までポジションアップ。7Lap目の1コーナーで1台、8Lap目の3コーナーで1台をパスして10番手までポジションを回復したところでチェッカーを受けて予選ヒートを10位で終えた。
お昼のインターバルを挟んで迎えた決勝レース。真原は10番手のポジションからローリングを開始してスタートのタイミングをはかる。スタートが切られ大接戦の集団で1コーナーへ飛び込む。立ち上がりから2コーナーで真原はラインを少し外して1つポジションを落としてしまうも、続く4コーナー立ち上がりでは前のマシンのミスを見逃さずにパスしてポジションを戻す。しかし6コーナー立ち上がりで9番手のマシンが8番手のマシンを押す形で接触してスピンをしてしまい、直後に居た真原も巻き込まれて接触してスピンを喫してコースオフ。直ぐに復帰するも最後尾まで順位を落としてしまった。前との差は大きく開いてしまったが、真原は反撃の手を緩める事無くポジションを回復すべく、ペースを上げて行く。7Lap目には前の集団に追い着きパスするタイミングをはかる。9Lap目の3コーナーで1台パス、10Lap目の2コーナーで1台と確実に順位を上げていく。15番手までポジションを回復して迎えた12Lap目の6コーナー進入でさらに1台をパスして14番手に。続く13Lap目の1コーナー進入でも1台をパスして13番手のポジションまで回復したが、前の集団との間隔は広く反撃もここまでとなり、13番手でチェッカーを受けた。
MOTEGI KART RACE
続いて7分間のタイムトライアル。気温も路面温度も徐々に上昇し、アタックには良いコンディションでセッションが始まった。真原は先頭でコースに飛び出し、ここでも意欲的にアタックをはじめる。14台中10台が40秒台でひしめき合う中、ポールポジション争いはCar No.12藤堂選手と真原の一騎打ちの様相。6Lap目に40’514をマークしてトップを取るも、藤堂選手が11Lap目に40’394をマークしてポールの座を真原から奪い取った。真原は決勝レース1をセカンドローのポジションからスタートすることとなった。
決勝第1レース。真原も藤堂選手も絶妙なタイミングでスタートを切り、順位が変わることなく1コーナーをクリア。3位以下のマシンを徐々に引き離すペースでトップ3台は1Lap目を終える。4Lap目のS時コーナーでCar No.12藤堂選手との間合いを一気に詰めて続く10コーナー進入でインを刺して藤堂選手をパスする。真原はここでペースを上げて藤堂選手を引き離したいが、藤堂選手も真原に食らいつきチャンスを伺っている。そして8Lap目の10コーナーから最終コーナーにかけて藤堂選手は真原との差を詰めて9Lap目の3コーナー進入で真原のインを突いてポジションを奪い返す。真原も負けじと4コーナー立ち上がりのクロスラインを狙うが刺しきれず2位のポジションとなる。しかし真原も諦めずに10Lap目の3コーナー進入でブレーキングを遅らせて藤堂選手との間を詰め、チャンスを伺う。そして11Lap目の10コーナー進入で再度インを刺して前にでるが、少しラインを外してしまい立ち上がりのクロスラインで再び藤堂選手が前に出る。そしてファイナルラップに突入。真原は懸命に藤堂選手を追うがポジションを奪い返す事はならず2位でチェッカーを受けた。
お昼のインターバルを挟んで迎えた決勝第2レース。決勝第1レースを2位でチェッカーを受けた真原は第2レースもセカンドローのポジションからのスタートとなった。インターバルの間に、光貞監督と後藤メカは相談し、若干のセット変更を施した。スタートは真原もCar No.12藤堂選手もポジションを変える事無く、3位以下を引き離しに掛かりながら2台でのトップ争いを繰り広げる。外周セクションは藤堂選手が有利でインフィールドは真原がその差を詰める。と言う展開が最終ラップまでポジションを変えぬまま続いた。最終ラップの3コーナー進入から藤堂選手との差を詰めて、6コーナーの進入ではその差は殆ど無いくらいに背後にピタリとつき、S時コーナー区間を上手く合わせて10コーナー進入で藤堂選手のインを一気についてポジションを入れ替え、立ち上がりでクロスラインを取られないように押さえ込みそのままチェッカーを受けた。
NTC CUP
続くタイムトライアルは短い5分間。真原はNewタイヤの一番良いタイミングを図りながらアタックを行う。しかし、思うようにタイムは伸びず、0’39.255のタイムで12番手のポジションに留まる。予選ヒートに向けて光貞監督は真原にアドバイスを送りながら決勝レースを見据えた展開を考えた。
そして12番手グリッドからの予選ヒートスタートとなった真原は、冷静にスタートを切りオープニングラップで9位までポジションを上げてホームストレートに戻ってくる。さらにポジションを上げるべくペースを上げて前を行く集団に食らいつく。3Lap目には6位争いの大きな集団となり、オーバーテークのタイミングを見計らいながら、前を行くCar No.11島根選手の背後に着く。7Lap目の1コーナー進入で島根選手のインを突いてパスし、8位に浮上。しかし島根選手も真原の背後につけて再逆転のチャンスをうかがっている。激しいバトルを繰り広げ、9Lap目のモナコヘアピンで島根選手が仕掛けて真原のインに飛び込む。しかし、オーバースピードでラインが膨らみ、立ち上がりから最終コーナーに掛けて真原はクロスラインを取り8位のポジションを奪い返し、そのままチェッカーを受けた。この予選ヒートで真原は一人38秒台を記録してファーステストラップを記録した。
お昼のインターバルを挟んで迎えた決勝ヒート。
8番手スタートの真原は慎重にスタートを切り、1コーナーへ飛び込んで行った。上手くポジションを見つけて続く2コーナーから3コーナーでポジションを1つ上げて7番手に浮上。さらに6コーナー進入で1台をパスして6位でオープニングラップを終える。3Lap目の3コーナーでCar No.6山下選手をパスして5番手に。大きな3番手争いの集団となり、激しいポジション争いが繰り広げられていく。5Lap目の3コーナーではCar No.8塩田選手にかわされ6位に後退。続く6Lap目には3コーナーでCar No.6山下選手に、6コーナーではCar No.9山平選手にパスされて8位まで順位を落としてしまった真原は、思うようにペースが上がらない。それでもポジションを奪い返すべく、集団に食らいつきチャンスをうかがう。そして7Lap目の2コーナー進入で前を行く3台が絡むアクシデントが発生するも真原はこのアクシデントを上手くすり抜けて一気に5番手までポジションを上げる。さらに前を行くCar No.30己野選手、Car No.9山平選手を追う。レースも終盤、Car No.9山平選手が4コーナーで突如のスローダウン。これで4位となった真原は3番手のCar No.30己野選手を果敢に攻め立てプレッシャーを与えて激しいバトルに展開。己野選手も必死にブロックラインを通り真原を押さえ込む。モナコヘアピンでは接触寸前の激しいバトルとなったが、順位を入れ替えることは出来ず、今季のNTC CUPベストリザルトの4位でチェッカーを受けた。
MOTEGI KART RACE
パンサークラスの決勝第1レース。もてぎのパンサークラスはスタンディングスタートとなるため、コースインしたマシンはホームストレート上のグリッドに停止した状態からのスタートとなる。真原はまずまずのタイミングで2番手のポジションをキープしてのスタートとなり、5コーナーまでに差を詰めていったが、立ち上がりでわずかにアウトへ膨らんでしまいバランスを乱してしまった。その隙にCar No.12藤堂選手が加速して真原との差を広げる。真原も懸命に藤堂選手を追いかけるが、思ったようにペースが上がらず少しづつその差は広がってしまった。そのままレースは進みそのままの順位で決勝第1レースを終えた。
X30クラスの予選ヒート。9番手のポジションからスタートした加来選手は、タイミングを上手く合わせて上位集団の中へ入り込み順位を上げていく。6コーナーで仕掛け、立ち上がりからS字コーナーにかけて5位までポジションを上げることに成功した。さらに上位を目指すべく2位争いの集団に食らいつきチャンスを伺うものの、中盤から後半にかけてはなかなかペースを上げる事が出来ず9Lap目には集団から徐々に離れてしまう。Car No.19荒川選手が加来選手の背後につきポジション争いが始まる。そして11Lap目の6コーナー進入で荒川選手にパスされてしまい6位にポジションを落としてそのままチェッカーを受けた。
お昼のインターバルを中に真原、加来ともにマシンセットを変更して決勝レースに備える。晴れ間は無いものの、回復傾向にある天候はコースコンディションを変化させていたためである。パンサークラスの決勝第2レース、真原は2番手ポジションからのスタート。タイミングを上手く合わせてポールスタートCar No.12藤堂選手の背後にピタリとつけてパスするタイミングを伺う真原は、3Lap目の6コーナーで藤堂選手をパスしてトップへ浮上する。真原はペースを上げて逃げたいところだが、藤堂選手もベストタイムを更新しながら真原の背後につきチャンスを伺う。9Lap目のS字コーナーで少しリアが流れてロスした真原を10コーナーの進入でCar No.12藤堂選手がパスしてトップのポジションを奪い返す。しかし真原も追撃の手は緩めずに果敢に攻め立て、11Lap目の6コーナー進入で仕掛けてパスするも、クロスラインを取った藤堂選手が抜き返してトップに戻りこのままの順位でチェッカーを受けた。
この日の最終レースとなったX30クラスの決勝ヒート。加来選手は6番手のポジションからスタートとなるが、このクラスのスタートはなかなか隊列が整わず、3回のスタートディレーの後一旦、赤旗でレース中断となりホームストレートに全車がマシンを止めた。仕切り直しで再度ローリングスタートが開始されたが、スタートディレーで2周目でやっとクリーンスタートとなりレースが始まった。オープニングラップの6コーナー進入で前のマシンと軽く接触した加来選手はラインを外しながらも4番手にポジションを上げてトップ争いの集団につける。3Lap目の6コーナー進入で前のマシンが早めにブレーキをかけたため接触してしまったが、加来選手はコースに留まり順位を一つ上げて3番手に浮上。さらにポジションを上げるべく前を行くCar No.47三浦選手を攻め立てる。トップのCar No.14佐藤選手はこの隙にこの集団との差を広げる。2位争いの集団を引っ張る三浦選手と加来選手のバトルが激しさを増した13Lapの3コーナー進入で三浦選手のインを突いて2番手に浮上する。残り2Lapを抑えきりそのまま2位でチェッカーを受けた。
NTC CUP
予選ヒートスタート。ゆっくりとしたフォーメーションラップで隊列を整えて綺麗なスタートを切った。全体的に詰まった間隔でのクリーンスタートとなり、1コーナー立ち上がりでは大きな集団となって2コーナーを目指す。多少の小競り合いの中で順位を2つほど落とし掛けた真原は、2コーナーから3コーナー立ち上がりでせめぎあいながらバックストレートを目指す。今回の予選ヒートはかなりの接近戦で1つのミスが大きく順位を変えてしまう展開。2Lap目の3コーナー進入で前のマシンと競り合い、少しラインが交錯して失速するも何とか立ち上がりチャンスを伺う。しかし真後ろから来たライバルに4コーナー進入で並ばれ、立ち上がりでコースの外へ押し出されてしまった。真原はマシンをコントロールして直ぐにコースへ戻るが、順位を大きく16番手まで落としてしまった。真原はここからペースを上げて順位を取り戻しにかかる。しかしその瞬間に空から雨が落ちてきた。大きく影響を与えるほどの雨ではなさそうだが、一気に前の集団に追い着き、各コーナーでライバル達に勝負を仕掛け12位までポジションを上げるが、11位のマシンとは大きなギャップがありとどく事が出来ずに12位で予選ヒートを終えた。
そして迎えた決勝ヒート。決勝ヒートは1回でクリーンスタートが切られ、真原はアウト側のラインで1コーナーから2コーナー立ち上がりまで耐えてポジションアップを図る。そして3コーナーで一気に前のマシンを抜きにかかろうとした瞬間、前方で接触があり数台が接触・スピンして真原の行く手を阻む形となってしまい、真原も巻き込まれて接触してしまう。しかし直ぐに立て直しレースを追いかけるが15番手まで順位が落ちてしまった。真原はペースを上げて周回を重ねる毎に1台づつパスして順位を取り戻し、12位のポジションまで回復したところでチェッカーを受けた。
MOTEGI KART RACE
迎えた決勝日。前日の午後から降り出した雨は、朝になっても止まず完全なレインコンディションでタイムスケジュールが始まった。しかし、天気予報では回復傾向の予報となっており、公式練習の5分間は完全なウエット状態であったが、X30クラスのタイムトライアルが始まる前には日差しがふりそそぎコースも乾きだした。そして7分間のタイムトライアルが始まる。真原はタイヤを温めながら、アタックのタイミングをうかがう。一度アタックしたのちクールダウンラップを挟み再度アタックし、8Lap目に0’45.298を記録して17番手のポジションに終わった。Car No.45加来選手は7Lap目に0’44.283を記録して2番手のポジションを獲得した。一方、パンサーツアークラスのタイムトライアルは、F1の予選と同じノックアウト方式が採用されており、Q1では8台、Q2では6台のマシンが振り落とされ、Q3でポールポジション争いが行われトップ10のポジションが決まる。Car No.57藤井選手は各セッションとも良いペースで走りきり、0’42.877のタイムを叩き出して見事ポールポジションを獲得した。
X30クラスの予選ヒートが始まる頃には強い日差しが差し込み、路面は完全なドライに。気温もぐんぐん上がり朝までの天気がウソのような状況となった。1周のローリングでスタートが切られ、真原はポジションを上げにかかるが、かなり抜きつ抜かれつの大混戦状態の中で冷静にバトルを展開。2番手からスタートした加来選手は、5コーナーの進入でCar No.13徳永選手をパスしてトップへ。2Lap目の5コーナー立ち上がりで真原の前方を走る2台のマシンが接触してラインを外れてポジションを上げる。その後は7~8台での激しい順位争いが展開されるが真原は2台のマシンをパスして14位で予選ヒートを終えた。加来選手はポジションを守りきり予選ヒートをトップチェッカーで終えた。
お昼のインターバルを挟んで迎えた午後のスケジュールはパンサーツアーの決勝レースから始まった。もてぎのパンサークラスは「スタンディングスタート」方式が採用されているため、ポールポジションの藤井選手からコース上のグリッドに整列。今回は23台の参加で長い隊列が出来上がり、スタートの時を待つ。1台のマシンがコース上でストップし、グリッドでは更に1台のマシンにエンジンがかからないと言うアクシデントが起こる。双方共にグリーン上へマシンが排除されてスタートが切られた。藤井選手はスタートのタイミングが合わず、大きく出遅れてしまい、後続のライバルに一気に飲み込まれてしまった。1コーナー進入で前のマシンが接触してスピンしながら藤井選手のマシンに接触して2台ともコースアウトを喫してしまう。藤井選手はグラベルにはまってしまい、コース復帰に時間がかかり最後尾まで順位を落としてしまった。しかし、パンサークラスのレース周回は20Lap。更に各マシンとも1回のピットストップが義務付けられているので、挽回のチャンスを狙って藤井選手はハイペースで追い上げた。レースも半分を過ぎた頃から、ピットストップを終えたマシン達とバトルを繰り広げながらも良いペースで周回を重ねて追い上げて行く。しかし16Lap目の3コーナー進入で前を走るCar No.27田中選手とラインが交錯して接触。2台はスピンし、藤井選手のリアタイヤが田中選手のマシンに乗り上げる形でコース上にストップしてしまった。何とかコース復帰して追い上げるも、残り周回も少なくなり再度追い上げを試みるも、ピットストップの義務を消化しておらず、藤井選手はギリギリでピットインするが、そのタイミングでトップのマシンがチェッカーを受けてしまい、ピットロードエンドのシグナルは無情にも赤へ変わってしまい、チェッカーを受けること無くレースを終えた。
NTC CUP
予選ヒートスタートはディレイスタートとなり、もう一度隊列を整えての仕切り直し。2回目のスタートでレースは開始され真原はマシンをアウト側に振って1コーナーに進入。大混戦の中をポジションキープの10番手で1周目のコントロールラインを抜けていく。そして2Lap目の6コーナーでCar No.14森選手をパスして9番手に浮上。更に前を行くCar No.30巳野選手の背後からチャンスを伺うも4Lap目の4コーナー立ち上がりでアウト側の縁石に乗り姿勢を乱し、立て直すも失速したところをCar No.14森選手は見逃さず、真原に刺された6コーナーで再度順位を入れ替える事となった。その後、オーバーテークのチャンスを伺うために少し間隔を取りながらのラップが続くが、ファイナルラップの3コーナー立ち上がりから間隔を詰めて、モナコヘアピンの進入で一気に真後ろにつき、並びかけるがCar No.14森選手は前のマシンとの位置関係でバランスを崩し、真原は縁石に乗ったラインを選択したため、立ち上がりで両者は軽く接触しながら両者はゴールラインを目指すも順位は変わらず真原は10位で予選ヒートを終えた。
そして迎えた決勝ヒート。
MOTEGI KART RACE
迎えた決勝日。前日までの快晴とはうって変わって決勝日は朝からどんよりとした曇り空で、天気予報では降水予報も。朝の公式練習はドライコンディションでの走行で2番手のタイムを記録。しかし、この後のタイムトライアルや決勝レースではウエットになる可能性もあり、コンディション変化に対応するべく光貞監督、後藤メカはマシンを準備する。
決勝第1レース。時折、小さめの雨粒は落ちてくるがレースはドライコンディションでスタートが出来そうな状況。コースインした真原はマシンを左右に振りながらタイヤを温め、コースの状況を確認してポールポジションのグリッドへ向かう。前を遮るマシンは無く絶好の位置からのスタートをバッチリと決めた真原。2番手以下のマシンをグングン引き離しにかかりペースを上げていく。順調にペースを上げていく真原の後方ではCar No.12藤堂選手、Car No.1石井選手、Car No.16松下選手、Car No.5小林選手の4台による2番手争いが熾烈となっていく。真原はその間にペースを上げて更に2位以下とのギャップを広げそのままチェッカーを受けることとなった。2番手Car No.12藤堂選手との差は約4.5秒の大差となったが、藤堂選手がレース中にベストラップを記録したため。決勝第2レース、真原のスタートポジションはセカンドローとなった。
そしてお昼のインターバルを挟んで迎えた決勝第2レース。
インターバル前から降り出した弱い雨は徐々に路面を濡らしていき、パンサークラスの前には雨脚が強まり路面は完全なウエットへ。チームはギリギリまでマシンセッティングを待ったが、この雨で急遽ウエットセッティングに変更となる。後藤メカの手際よい作業で問題無くマシンをスタート進行へ送り出した。コースオープンとなり、真っ先にコースインした真原はウエット路面を確認しながらグリッドへ向かうが、3コーナーで思わずコースアウトを喫してしまう。しかしすぐにコースへ戻りグリッドへ着く。路面コンディションはかなり滑り易いがマシンに問題は無いようだ。
NTC CUP
13番手からの予選ヒートスタートとなった真原は、スタート直後から冷静にオーバーテークのラインを読み、1コーナー、2コーナーとアウト側にラインを取り、前を行くライバル達を抜き去り3コーナーでは軽く接触があったものの、ポジションを11番手まで上げて行った。しかし2Lap目の2コーナー進入で後から来たマシンに追突されて、たまらずコースアウトを喫してしまい最後尾まで順位を落とす。ここから真原の猛プッシュが始まり周回を重ねる毎に1台、また1台とマシンをパスして追い上げていく。最終ラップに12番手からスタートしたCar No.34石井選手をパスして12位のポジションで予選ヒートを終えた。
そして迎えた決勝ヒート。
MOTEGI KART RACE
タイムトライアルは7分間。真っ先にコースインした真原は、マシンを左右に振りながらタイヤに熱を入れ、徐々にペースを上げて行く。今回のパンサークラスは出走6台と少なく寂しいが、昨年のもてぎ・パンサークラスのチャンピオンCar No.1石井選手、2012年のチャンピオンCar No.12藤堂選手など、手強いライバルとの争いになる。そんな中、真原は0’40.691をマークして2番手のポジションを獲得。ポールポジションはCar No.12藤堂選手、3番手にはCar No.1石井選手と、やはり激しい争いが予想される結果となった。
そしてランチタイムのインターバルを挟んで迎えた決勝第2レース。第1レースで2位となったが、ベストラップの順位で第2レースのスターティンググリッドが決まるため、真原は3番手のポジションからのスタートとなる。ポールポジションはCar No.1石井選手、2番手はCar No.12藤堂選手。第2レースもこの3台による激しい優勝争いが予想される。
NTC CUP
迎えた決勝日。この日も朝から天気は良いものの、寒気の影響で寒い週末となった。
いつものスケジュールと同じように、10分間の公式練習からタイムテーブルは進行していく。この10分間で最終的な調整・確認をするのだが、週末2日間で時折出ていたマシンのトラブルが出てしまう。対策は前日にも色々と施すが根本的な原因を特定出来ないままで、症状が改善されていたのだが、公式練習で再度症状が出てしまったようだ。短いインターバルの間で、考えられる部分の対策を行いタイムトライアルに備える。
そして迎えた決勝ヒート。
真原は11番手からのスタートとなる。決勝レースのローリングスタートは綺麗に1回で決まり、真原は上手いタイミングで前車のイン側に飛び込みラインをインへ取ると3台のマシンを2コーナーまでに抜き去り、8位へポジションアップ。さらに上位のマシンを攻め立てモナコヘアピンの進入までに6番手まで順位を上げた。しかし真原にかわされたCar No.16斉藤選手も必死に真原に食らいつき2周目の3コーナーで真原はパスされてしまう。真原と斉藤選手のバトルは各コーナーで展開され激しい順位争いとなるが、ここにCar No.11島根選手とがCar No.10会田選手が追い着き、更に激しいバトルに発展していくと思われたが、各選手とも様子を伺っているのか、最後に勝負を仕掛けるために温存しているのか、ほぼ等間隔で周回を重ねる。やはり最後に勝負を仕掛けて来たのがCar No.11島根選手だった。各コーナーで真原をパスしようと攻め立てるが真原も上手く押さえ込む。しかし、島根選手とのバトルで真原が追いかけていたCar No.16斉藤選手に取っては楽になってしまい、8番手のポジションで真原はレースを終えた。