レーシングカート チーム MPR MITSUSADA PWG RACING (光貞(ミツサダ) PWG レーシング) News Archives

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第47回SLカートミーティング全国大会
2023年11月4日(土)5日(日) スポーツランドSUGO 西コースWET/DRY
ドライバー酒井 龍太郎
クラスYAMAHA TIAジュニア
出走台数13台
タイムトライアル1位
予選ヒート1位
決勝ヒート1位
 
2023年11月4日(土)5日(日) スポーツランドSUGO 西コースWET/DRY
クラスYAMAHA SS
出走台数53台
タイムトライアル2位
予選ヒート2位
決勝ヒート2位
ドライバーコメント 酒井
YAMAHA TIAジュニア.

SLカートミーティング全国大会のTIAジュニアに参戦しました。

昨年獲り逃したTIAジュニアでリベンジをする為に今年1年間で菅生のSLシリーズ、瑞浪のSLシリーズに参戦しました。
2戦とも優勝しましたが、TIAのフレームになかなか慣れない事が多く、WエントリーしているSSとはフレームの特性が大きく違うので、乗り換えが心配を抱えたまま挑みました。
そして昨年も一緒に戦ったメカニックの長嶋さんとリベンジしにいきました。

木曜日から走行開始でしたが、初めから懸念していたSSとの乗り換えが上手くできませんでした。
その為、コース攻略とシャーシ攻略の2つをテーマとして、たくさんの乗り方を試しました。
また、セッティングも変えられる幅がとても狭い、のでウェイトバランスやギア等で少しでも速さを出せるように努力していきました。

土曜日からタイムトライアルが開始され、TIAジュニアは土曜日に予選まで実施されました。
タイムトライアルでは、練習走行でどうしても出なかった43秒台でコースレコード更新を目指しました。
車は完璧な仕上がりでコースレコードを約0.3秒更新する43.8秒を出せた為、調子は良い状態で予選に挑めます。
予選もスタートダッシュを決め、1周0.2秒程の差を付けて大きく引き離しトップチェッカーを受けました。

これで安心して日曜日を迎えられる。と思いたいところでしたが1週間程前からずっと天気予報で表示された雨がいつ降るのか、という不安で覆われていました。
雨のTIAジュニアでは全くデータがないのでものすごく心配でした。

日曜日は朝から雨が降っていて不安でしたが、セッティングは変えられないので自分の乗り方でカバーするしかないと考えました。
走行してみると想像以上にグリップしていてタイムも出せました。
TIAとSSのフレームでは雨だとドライの時よりもさらに乗り方が変わり、とても対応が難しい状況でした。

決勝は13時から全体スタートの3クラス目でした。
1クラス目は全車レインタイヤでした。
ですが既に雨は止んでいて、気温は低かったですが路面が乾いていました。
2クラス目はスリックタイヤの選手がいました。
その選手は周りのレインタイヤを圧倒するような速さがありました。
問題はS字の9,10コーナーです。
そこだけ雨量が残っていました。9,10コーナーだけがスリックタイヤは完全に不利でした。
しかし僕はこの状況は全日本で経験していて失敗で終わっています。
その為絶対に同じ失敗はしないと決めて、ほとんどがレインでしたが、僕はスリックで挑みました。
ポールからのスタートでミスなくスタートできれば後ろを引き離せると思い、挑みました。
しかし、スタートでアウトにラインを外してしまい順位を4ポジション落としてしまいました。
しかしタイヤが違う、スリックの方が速いと確信し、焦って抜いてロスするよりも落ち着いて着々と抜いて、追い上げていこうと考えました。
路面は抜きにいくラインが濡れていて、順位を上げるのに若干苦戦しました。
ぶっちぎる事ができたので、昨年のリベンジを長島さんと果たす事ができました。
しかしまだ完璧の勝利ではなく、自分のスタートのミスが大きく、セッティングとタイヤの違いで優勝を取り戻す事ができたと思っています。

今年の全国大会のTIAでリベンジを目標にメカニックを担当してくれた長嶋さん、決勝の直前のタイヤ交換のみならずたくさんのサポートをしてくれたSS担当の後藤さん、持田さん、現場にいなかったけど常に状況を把握し、速くなるように考えてくれた光貞監督、ありがとうございました。
自分のミスで完璧の勝利ではなかったのですが、勝てる状態を作り上げてくれてありがとうございました。
ドライバーコメント 酒井
YAMAHA SS.

SLカートミーティング全国大会のYAMAHA SSに参戦しました。

全国大会メインクラスのSS参戦は初めてですが、この為にAPGや茂木をメインにその他スポットで参戦し、準備をしてきました。
4クラス目の全国大会のチャンピオンを目指して挑みました。

木曜日からTIAとの乗り換えが難しく前半のペースを上げる事ができませんでした。
準備してきた乗り方をひたすら試していき、速い乗り方を探していきました。
しかし、車のセッティングの進め方を間違えてしまった時があり、全く速さがない状態になりましたが、現場にいない光貞監督に相談し、セッティングの方向性を考え直しました。

金曜日からセッティングも良くなり、乗り方も段々とまとまってきて、速さが出てきました。
土曜日からレースプログラムが開始されました。
練習走行では周りより少しだけけタイムの差がありました。
僕は奇数組で走り、単独でトップタイムを出せました。
偶数組を見ていたら、速さがあり僕がマークをしていた選手は0.001秒で僕のトップを守れていましたが、0.003秒で別の選手に追い越され総合で2番手となりました。
予選以降はBグループで出走する事になりました。

日曜日は雨からスタートしました。
公式練習は、前回の雨のレースで良いペースだった時とほぼ同じセッティングで走行しました。
思うようにいかず、ものすごく遅いタイムになってしまいました。
どのように予選で速くするか、これを考えていけばいくほどお手上げ状態になっていきましたが、TIA担当の長嶋さんの1つのアドバイスでセッティングを大きく変更しました。
グリップが全然足りない状態から路面が乾いたとはいえ、グリップしすぎるくらい良い方に向きました。
そのグリップのおかげで後ろを引き離す事ができました。

決勝はSSにはドライになりましたが、まだ濡れているところがある状況で2番手からのスタートでした。
スタートでトップの選手を追い越す事ができなかったので、TIAジュニアと同じようなミスでアウト側にはらんでしまい、順位を大きく落としてしまいました。
その時点で自分に圧倒的な速さがなかったので、決着が付いてしまいました。
2位まで追い上げ、ファステストラップもありましたが、大きく引き離されていたため、2位で終わってしまいました。

この大会のためにたくさん速くなるために努力をしてくれた後藤さん、持田さん、TIA担当でもアドバイスをたくさんしてくれた長嶋さん、現場にいなくても相談をさせてくれ、速さに繋がるように考えてくれた光貞監督、ありがとうございました。
自分のミスで勝利を逃してしまいました。
ですが全国大会の翌週に控えているGPRの最終戦があるので、シリーズチャンピオンに向けて全力で取り組んでいきます。
Result 第47回SLカートミーティング全国大会 YAMAHA TIAジュニア Final
順位 名前 LAP TIME チーム名
1 酒井 龍太郎 12 9'34.655 ミツサダ PWG RACING
2 小山 紬介 12 9'44.809 Super Racing Junkie!
3 村田 鉄麿 12 9'46.790 Ash
4 近藤 伶音 12 9'47.946 チームぶるーと
5 森 赴人 12 9'50.109 チームぶるーと
6 福田 隼 12 9'53.421 チームぶるーと
7 近藤 海琉 12 9'55.121 チームぶるーと
8 小林 蒼空 12 9'56.199 チームぶるーと
9 梅村 悠斗 12 9'57.527 チームぶるーと
10 黒田 弥晴 12 9'57.569 チームぶるーと
11 松井 柚華 12 9'58.203 チームぶるーと
12 藤岡 優輔 12 9'58.388 Ash
13 加藤 厳 12 10'11.103 チームぶるーと
Result 第47回SLカートミーティング全国大会 YAMAHA SS Final
順位 名前 LAP TIME チーム名
1 大越 武 15 11'00.375 BEMAX RACING
2 酒井 龍太郎 15 11'05.508 ミツサダ PWG RACING
3 梶尾 義朝 15 11'08.926 Ash
4 松井 沙麗 15 11'09.297 BEMAX RACING
5 長井 大和 15 11'09.470 Akigase Kart Club
6 岡田 聖人 15 11'09.745 Tommy Sport Racing with茂原TC
7 寺島 知穀 15 11'11.432 松本レーシング withERS
8 木幡 直生 15 11'11.960 Super Racing Junkie!
9 中村 ブンスーム 15 11'12.997 BEMAX RACING
10 高橋 侑司 15 11'13.777 teamX43
11 廣間 崇太 15 11'14.030 CREST ガレージC
12 西澤 柊哉 15 11'16.233 松本レーシング
13 中西 凜音 15 11'18.002 チームナガオ
14 佐藤 琉葵 15 11'18.149 DSM
15 小野 大地 15 11'18.232 チームTKC
16 木村 龍二 15 11'18.345 ガレージ茶畑
17 斉賀 航 15 11'18.482 Super Racing Junkie!
18 下田 零翼 15 11'18.655 ハルナカートクラブ
19 浅沼 宏太朗 15 11'18.799 TEAM AKASAKA
20 浅井 駈亜登 15 11'19.487 チームぶるーと
21 吉井 亮仁 15 11'19.611 PROJECT Y
22 細越 一颯 15 11'19.928 Super Racing Junkie!
23 片岡 陽 15 11'20.399 Vifonte with Ash
24 山本 祐輝 15 11'21.442 チームTKC
25 高島 恒太 15 11'21.733 チーム エッフェガーラ
26 柳沢 響月 15 11'22.578 73R
27 千田 琉貢 15 11'23.775 Racing Team YRHKS
28 大沼 拡斗 15 11'25.401 KRS-DAI
29 佐山 椋太 15 11'29.507 Super Racing Junkie!
30 遠藤 直人 15 11'29.633 Super Racing Junkie!TGU
31 本田 宙 15 11'30.006 Ash
32 真子 鉄郎 13 11'32.195 SCUDERIA SFIDA
33 森 赴人 5 D.N.F チームぶるーと
34 黒沢 和真 5 D.N.F ハルナカートクラブ
第47回SLカートミーティング全国大会
ドライバー阿部 瑠緯
クラスYAMAHA カデットオープン
出走台数25台
タイムトライアル8位
予選ヒート9位
決勝ヒート9位
 
ドライバーコメント 阿部
今回は龍太郎君の2021年の動画を見てイメージトレーニングをしたり筋トレをしたりして挑みました。
SUGOサーキットを走ってみたら9,10コーナーが難しかったです。
レースの反省点はまず1人で速いタイムを出せなかったことです。
練習の時の古いタイヤで走った時のタイムになってしまいました。
またレース中では前の車に追い付いても抜かすことができませんでした。
また前半セットにも関わらず前半で抜かせなかったことです。
次のレースでは、スピードを上げてコーナーを突っ込みたいです。
Result 第46回SLカートミーティング全国大会 YAMAHA カデットオープン DIVISION 2 Final
順位 名前 LAP TIME チーム名
1 松尾 柊磨 12 10'12.631 brioly racing
2 中野 貴介 12 10'24.721 LUCE motor sports
3 新橋 武 12 10'27.669 Sigma Racing
4 都出 夏希 12 10'28.453 SPS川口
5 佐藤 駆 12 10'29.727 ガレージC
6 山崎 永路 12 10'32.450 brioly racing
7 中井 星那 12 10'32.501 FORZA レーシングカートサービス
8 北村 紳 12 10'33.426 KC NAGAHARA
9 阿部 瑠緯 12 10'33.848 ミツサダ PWG RACING
10 有坂 瑠唯 12 10'33.924 brioly racing
11 高橋 芽 12 10'34.559 KRS-DAI
12 本田 羽 12 10'35.391 Ash
13 永井 海吏 12 10'37.052 カートガレージクラッシュメイト
14 久田 朱馬 12 10'37.173 ガレージC
15 北村 碧 12 10'38.726 ガレージC
16 豊村 快 12 10'40.179 brioly racing
17 五十嵐 湊士 12 10'44.003 カローラ新茨城CSIレーシング Jr
18 植月 宣成 12 10'45.862 brioly racing
19 鈴木 琥南 12 10'52.594 ガレージ茶畑
20 原澤 稜 12 10'52.698 RT WORLD
21 田口 大琥 12 10'53.245 Super Racing Junkie!
22 内田 丈一郎 12 10'54.346 RT WORLD
23 畠山 晄拓 12 10'54.925 Racing Square GEN
24 菅澤 綾人 12 10'55.421 Super Racing Junkie!
粂川 輝陽斗 12 失格 チーム エッフェガーラ
JAF 全日本カート選手権 FP-3 第9戦
2023年10月1日(日) スポーツランドSUGO 西コース WET/DRY
ドライバー酒井 龍太郎
出走台数16台
タイムトライアル2位
予選ヒート7位
決勝ヒート1位

JAF 全日本カート選手権 FP-3 第10戦
2023年10月1日(日) スポーツランドSUGO 西コース DRY
ドライバー酒井 龍太郎
出走台数16台
予選ヒート1位
決勝ヒート3位
ドライバーコメント 酒井 龍太郎

僕は全日本選手権最終戦菅生大会に出場しました。

今回はシリーズチャンピオン獲得に向けてかなり有利な状況で最終戦に挑む事ができたので、このチャンスを利用し、JAF全日本史上最年少チャンピオンを獲得に挑みました。

金曜日から練習を開始し、光貞監督のセッティングによりとても速い車を仕上げてくれました。
その為、周りの選手よりアドバンテージを作る事ができ、自分自身の走らせ方としても週末に入る前から準備していた走らせ方を沢山試して光貞監督のアドバイスのもと、かなり走らせ方を見つけられる事ができました。
それでもさらに探し続けていき走らせ方にパターンをいくつか見つける事ができました。

土曜日は雨が降る心配がありましたが、5セッション全てドライで走る事ができました。
金曜日同様に走らせ方を探していきました。
車のセッティングは完璧だったので速さはありました。
しかし、1度、数台で接戦になっていたところ、バトル好きの僕にとっては「抜ける!いくぞ!」という気持ちになったのですが、その気持ちを制御できずに相手車両を乗り上げてしまいクラッシュパットに突っ込んでしまいました。
フレームはサイドバンパーの所が曲がってしまいましたが、チームの懸命な作業により直してもらい走りに影響はありませんでした。
そのような接触はありましたが、厳しい状態で日曜日に挑む必要がなくしっかり焦らず冷静に挑めました。

日曜日は他者の成績に関係なく、自身の成績だけでチャンピオンを決められるポイント差があり、最短で第9戦の決勝終了時に獲得できる可能性がありました。
もちろんそこを狙っていきました。
前日までの天気予報だと日曜日の朝までには雨が上がっているはずでしたが、思いのほか長続きしてしまい結果的にタイムトライアルまで路面には雨が残りました。
公式練習、タイムトライアルでは雨レイン路面での速さがなく、逆に地元の選手達はとても雨も速かったので地元の選手たちに付いていき、なんとか2番手タイムまで上げられる事ができました。

自力でのチャンピオン獲得は第9戦の予選で3位以上、決勝で優勝をすればチャンピオンという形だったので雨残りの滑りやすい予選で、冷静さを持ってまずは3位以上を獲得すると決めました。
アウト側スタートで菅生のコースレイアウトでは、アウト側の方がイン側よりも水量が少なく有利なので加速をさせていきました。
アウト側でイン側にいるポールの選手をまくろうとしましたが、イン側の選手と接触をして僕自身がピットロードまでコースアウトしてしまいました。
その際にカラーコーンに衝突しフロントフェアリングを入れてしまいました。
それにより第9戦での自力チャンピオンはかなり難しくなりました。
その後も難しいコンディションの中にペースがあるのにも関わらず、順位を落とした事によって焦ってしまい抜ける所で抜けなかったりを何度も繰り返してしまいました。
その為ペナルティーを含めて予選7位となり、目標であった第9戦での自力チャンピオンは失いました。

第9戦決勝のスターティンググリットは7番手で踏み止められましたが、抜きづらい菅生では、かなり追い上げは難しいと思っていました。
しかし、スタートがうまく決まり、結果的には2周目には2位まで大きく順位をジャンプアップできました。
一度トップを走る選手と接触があったので車の状況も気になりました。
路面の状況に対して自分の乗り方で対処できてない部分があり、後ろを一時的に引き離す事ができましたが、すぐに追いつかれていました。
ラストは接戦になったのですが、無事にトップを守りきれて全日本3連勝できました。

第10戦予選は2番手スタートから絶対に失敗しないと決めていました。
好スタートを決めれてトップに出ることができました。
土曜日までの速さを出せなかった原因は自分の乗り方にありました。
その為一時、1秒近く後方を離せていたのに最後は守り切れず抜かれてしまいました。
終了後、トップの選手がペナルティを課されてしまった為、この時点で僕のチャンピオンが決定されました。
ですが、ここで油断せずにチャンピオンらしいレースをしようと光貞監督とも話して決勝に挑みました。
タイトル争いのプレッシャーはなくなりましたが、スタート前はとても緊張しいました。
スタートで出遅れ順位を戻してる時に、トップの選手にマシントラブルが発生し、トップに立つことができました。
その後、速さがあり乗り方でも様々な方法を試していた結果、ラップペースを上げることができ、後方を引き離す事ができました。
パーフェクトウィンできたはずでしたが、スタート時にまたフロントフェアリングを入れてしまい、最高の優勝をして締めくくる事ができませんでした。
あそこまで速さを出せた、チームによって出させてくれた事に感謝と同時に自分のミスで申し訳ない気持ちでいっぱいです。

自分の目標としていたシリーズで全日本史上最年少チャンピオンを獲得する事ができました。
この結果には一年間様々な事がありました。
このシリーズの本庄大会で骨折をし、まだ完治はしていません。
ですがその状態でも中山大会も菅生大会も最高の車を仕上げてくれた、光貞監督、後藤さん、持田さん、本当に伝え切れない程の感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
僕自身まだまだ足りない事がありました。
しっかり腕の治療もしていき200%の自分を出せるように頑張ります。
まだ終わっていませんが全日本では一年間ありがとうございました。
まだまだ今年の狙っているチャンピオンは沢山あるのでそこを目指して最高の一年を作れるように頑張ります。

Result JAF 全日本カート選手権 FP-3 第9戦
順位 名前 LAP TIME チーム名
酒井 龍太郎 22 16'11.772 ミツサダPWG RACING
鈴木 悠太 22 16'11.877 TEAM EMATY
藤村 太郎 22 16'12.064 Formula Blue HKC
木幡 直生 22 16'12.499 Super Racing Junkie!
小野 大地 22 16'12.694 チームTKC
高島 恒太 22 16'12.883 チーム エッフェガーラ
渡邊 賢人 22 16'15.289 Super Racing Junkie!
坂 裕之 22 16'16.509 のりものレンタカー沖縄那覇 TIGRE
吉田 広樹 22 16'17.434 のりものレンタカー大宮 TIGRE
10 小河 諒 22 16'17.558 のりものレンタカー那覇沖縄 TIGRE
11 芳野 翔 22 16'22.720 BEMAX RACING
12 蒲生 尚弥 22 16'22.983 のりものレンタカー大阪 TIGRE
13 横山 優之介 22 16'28.935 SPS川口
14 三條 太輔 22 14'45.935 Super Racing Junkie!
15 柳沼 光太 14 10'20.948 ガレージC
16 中村 ブンスーム 8 6'13.453 BEMAX RACING
Result JAF 全日本カート選手権 FP-3 第10戦
順位 名前 LAP TIME チーム名
横山 優之介 22 16'05.473 SPS川口
藤村 太郎 22 16'06.884 Formula Blue HKC
酒井 龍太郎 22 16'07.372 ミツサダ PWG RACING
中村 ブンスーム 22 16'07.470 BEMAX RACING
木幡 直生 22 16'10.427 Super Racing Junkie!
渡邊 賢人 22 16'10.897 Super Racing Junkie!
坂 裕之 22 16'11.352 のりものレンタカー沖縄那覇 TIGRE
小野 大地 22 16'11.586 チームTKC
吉田 広樹 22 16'19.887 のりものレンタカー大宮 TIGRE
10 芳野 翔 22 16'22.697 BEMAX RACING
11 蒲生 尚弥 22 16'24.282 のりものレンタカー大阪 TIGRE
12 小河 諒 21 15'36.425 のりものレンタカー那覇沖縄 TIGRE
13 柳沼 光太 8 6'04.041 ガレージC
14 鈴木 悠太 4 3'06.620 TEAM EMATY
15 高島 恒太 3 2'16.119 チーム エッフェガーラ
三條 太輔 D.N.S Super Racing Junkie!
JAF 全日本カート選手権 FP-3 第7戦
2023年9月10日(日) 中山サーキット DRY
ドライバー酒井 龍太郎
出走台数6台
タイムトライアル4位
予選ヒート1位
決勝ヒート1位

JAF 全日本カート選手権 FP-3 第8戦
2023年9月10日(日) 中山サーキット DRY
ドライバー酒井 龍太郎
出走台数6台
予選ヒート3位
決勝ヒート1位
ドライバーコメント 酒井 龍太郎

全日本選手権中山大会に参戦しました。

前戦本庄大会では第5戦の決勝で怪我をしてしまい、ポイントランキングが6位の50ポイント差でした。
今回はフルポイントで2連勝ができればかなり詰められる状況でした。
もちろん、自分が目指しているのは全ヒートフルポイントです。

怪我をしている腕はまだ完治はしていませんが、既に今大会までで3週間連続でレースをしているので、あまり腕の心配はしておりませんでした。
心配していたのは慣れないコースでの予選15周、決勝30周のロングランを2回行われるので体の疲労が心配でした。

木曜日に2年振りの中山の走行でした。
中山でのフルフレームは初めてでした。
そのため、慣れない事も多く縁石で跳ねるのでその衝突で腰が痛くなったりしました。
金曜日から慣れていきましたが、FP-3のドライバーが全員揃った中、ペースが悪く遅れていました。
シャーシを入れ替える等しましたがやはり自分の乗り方が足りなく、小さいコーナーに対応できなかったので速さを出せませんでした。

土曜日も速さを出せず日曜日はかなり厳しかったので、タイムトライアルも6台の中で中山は仕掛ける場所が少ないのでトップタイムを出したい所でしたが、4番手タイムになってしまいました。
追い上げのレースになってしまいましたが1周目で2番手まで上げられたので、トップの選手についていき、最終ラップに仕掛けてポイントを獲得できました。
決勝はトップで走っていましたがペースを上げられなかったので引き離す事は出来ませんでした。
レースはこう着状態の心理戦になり、若干差をつけることができて第7戦はフルポイントを獲得できました。

第8戦の予選はまた4番手からスタートでしたが追い上げに時間がかかってしまいました。
1度、2番手に上がれたのですが、自分のペースが遅すぎたので3番手になってしまい、1位のポイントは獲得できず、ギリギリポイントを獲得出来ました。
決勝は3番手から早々にトップに上がりました。
自分にペースがなく、逃げる事ができなかったので1度後ろのバトルによって離れてもすぐに追い付かれてしまいました。
ペースがないので必要なところでラインを守り、中々抜きづらいコースで1番抜きやすいコーナーを抑えて、最後は作戦通り後ろでバトルをするような展開を作り優勝出来ました。

復帰して4週間7戦行いましたが6勝できました。
ポイントランキングも厳しかったのですが、少し差を詰められ最終戦の菅生に向けて望みをつなぐことができました。

今回のレースには必ず間に合うように、4週間前から復帰できるように協力してくれた病院の方々、たくさんの治療方法を教えてくれた方々、今回携わり速い車を仕上げてくれた光貞監督、後藤さん、本当にありがとうございました。

全日本に関して残るは、最終戦の菅生で全日本史上最年少チャンピオンを獲得する事です。
それに向けて準備をして挑みます。

Result JAF 全日本カート選手権 FP-3 第7戦
順位 名前 LAP TIME チーム名
酒井 龍太郎 22 16'58.338 ミツサダPWG RACING
横山 優之介 28 16'58.496 SPS川口
山代 諭和 27 16'58.635 quaranta sei YRT withGEMINI
藤村 太郎 24 16'59.054 Formula Blue HKC
岩﨑 壮一郎 29 17'01.982 チームナガオ
植原 愛月 22 17'10.715 HIGUCHI RACING TEAM
Result JAF 全日本カート選手権 FP-3 第8戦
順位 名前 LAP TIME チーム名
酒井 龍太郎 26 17'05.331 ミツサダPWG RACING
横山 優之介 17 17'05.897 SPS川口
山代 諭和 15 17'06.183 quaranta sei YRT withGEMINI
藤村 太郎 18 17'06.343 Formula Blue HKC
岩﨑 壮一郎 30 17'06.478 チームナガオ
植原 愛月 18 17'16.125 HIGUCHI RACING TEAM
FIA KARTING ACADEMY TROPHY
Rd.1 CZE5位       
Rd.2 DNK4位       
Rd.3 ITA出場辞退       
総合ランキング9位       
ドライバーコメント 酒井 龍太郎
昨年のJAF ジュニア選手権FPジュニアクラスでチャンピオンを獲得した結果からJAF様に選出して頂き、FIA KARTING ACADEMY TROPHYへ日本代表として挑戦させて頂きました。
レースへの取り組みとしては情報をとにかく集めていたところ、セッティングを変えることがあまりできないということだったので、自分の乗り方で対応していくしかないと考えました。
そこから日本で所属しているMPRで沢山乗り方を教えてもらい練習をしました。
同じOK NのエンジンにタイヤもVEGAでテストをさせてもらいました。
たくさんの準備をしてレースにはMPRで挑みました。

開幕戦はチェコ戦でした。
木曜日から練習が設けられていましたが、本数も限られていて僕にとっては初のコースでした。
かなり苦戦をしていて、初日では片グループ23台中、僕は22位という絶望的な状況でした。
そこから光貞監督に教えてもらってある程度の速さを出すところまでは持っていけました。
レースが開始されてからはファステストも出す事ができるくらいの速さまで出せました。
でも、自分のバトルの弱さというのが響き、順位を上げようとすると逆に順位を落としてしまったりと速さを考えるともっと良い順位だったはずなのに、という結果でもっと強くならないといけませんでした。

2戦目のデンマーク戦では同じく初コースではありましたが、シュミレーターに乗ってコース習得をするなどして準備をしていきました。
そんな中、開幕戦よりも走行セッションは3セッションと少なく、QUALIFY(タイムトライアル)が開始され、土曜日からはヒートが始まってしまうというハードなスケジュールでした。
シュミレーターでコース習得はできていたので片グループ15番手辺りでしたが、1本目はトラブルを抱え、2本目は全開で走る事ができましたが、3本目ではQUALIFYに向けて新品タイヤを使っていく所に、エンジンストップという状況でかなりのピンチでした。
エンジンも不安でエンジン交換をさせてもらいながら挑んだQUALIFYでも、エンジンがかからないという状況になってしまいました。
近くにいた別のドライバーのメカニックさん方が押しがけを手伝ってもらい、なんとかかかりましたが、残り3分を切った所で実質2周のタイムアタックとなってしまいました。
タイヤもまだまだ温まりきっていないところで終了となりましたが、コースイン後、フルアタックの攻めの走りで、一時5番手タイムを出して、片グループ7番手でした。

その後のヒートでは6位以内で抑えられましたが、開幕戦と同じでバトルで負けていました。
ファイナルでは速さがなく、順位を落としていく一方でした。
最後は前が集団でバトルしていたのを利用し何とか追いついて、接触がありながらも順位を4位まで上げることが出来ました。
実力では速さの面でもバトル面でも足りませんでした。

最終戦のイタリアでは実力で結果を出そうと思っていましたが、前週の全日本選手権本庄大会で自分が怪我をしてしまい欠場となりました。
今回のイタリア戦では、僕自身もかなり思いをかけていてチームの方々に限らず協力をしてくれたのにも関わらず本当に申し訳ない事をしてしまいました。
本当に悔しいという言葉では収まらないくらいの気持ちです。

2戦アカデミーに出場して、本当に自分には足りない事が多く実力の差が分かりました。
このような経験から僕はもっと速く、強くなって世界で戦えるようにしていきます。
このような貴重なレースに選出してくれたJAF様、資金サポートくださいましたヤマハモーターパワープロダクツ株式会社様、チームの光貞監督、メカニックの後藤さんのサポートのおかけで今後の取り組みを明確にする事が出来ました。
ありがとうございました。
今は怪我を治していく時ですが、この経験を活かして日本で速く強くなっていきます。


JAF 全日本カート選手権 FP-3 第5戦
2023年7月23日(日) 本庄サーキット
ドライバー酒井 龍太郎
出走台数10台
タイムトライアル2位
予選ヒート2位
決勝ヒートD.N.F

JAF 全日本カート選手権 FP-3 第6戦
2023年7月23日(日) 本庄サーキット
ドライバー酒井 龍太郎
出走台数10台
出場辞退
ドライバーコメント 酒井
全日本本庄大会FP-3クラスに参戦しました。
前戦の新東京大会はKARTING ACADEMY TROPHYと重なってしまった為、参戦する事ができなかったのでその分のポイントを今回のレースで獲る事が目標でした。

今までJAF戦では僕は木曜日から練習走行をしていましたが、今回はレースが終わったらイタリアに移動する予定であるので、チームの方々に少しでも休憩をと、金曜日からの走行でした。
金曜日、土曜日と全く自分に速さがありませんでした。
自分の走らせ方や車のセッティングの方向性が間違っていて速さもない状態で日曜日に挑む事になりました。

公式練習、タイムトライアルで走らせ方を改善して、車の方も変更したら他の選手のスリップを使えたのもありますが、2番手タイムを出す事ができました。

予選からはポイントが付くので安定したポイントを獲る事を目指して走っていました。
基本的に2番手を走っていましたが自分の細かなミスやコーナーの走らせ方が周りよりも下手で、後ろの選手とバトルになりトップを逃がしてしまいましたが、2番手を守ってポイントを獲得できました。

決勝は勝ちたくてスタートでトップに立てました。
その後は2番手の選手がストレート区間で押してくれて少しずつタイムを出す事ができました。
その中最後バトルで仕掛けられた時に1度順位を落としてしまいましたが、順位を上げていくことができました。
最後は失速をしてしまい3番手の位置から抜きましたが、自分が前に出る事ができず、相手の選手が自分を乗り上げてしまい、他車のリアタイヤが僕の腕と脚に当たり怪我をしてしまいました。
その後はチェッカーまであと少しの所だったので「絶対にチェッカーだけは受ける」という強い気持ちでとても手が痛かったのですが全開で走りました。

今回、自分事ではありますが人生初の骨折をしてしまいました。
その理由は全て自分にあると考えています。
その為、今大会の翌日から出発の予定だったイタリアのKARTING ACADEMY TROPHY最終戦も欠場となってしまいました。
沢山の方々に応援、協力をしてくれた中でのこの怪我というのはとても悔しいです。
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
しっかり治療し、早く治していくと同時に休養中に立て続けに自分の納得のいかない悪いレースが続いているので、その反省をします。

イタリア戦も含めてありがたく選出して頂いたJAF様、そして現場にはいませんでしたが光貞監督、僕がストレートで車を停めた時にいち早く駆け付けてくれた後藤さん、持田さん、皆様の沢山の努力を台無しにしてしまい申し訳ごさいませんでした。
また、心配をしてくれたチームメイトの海璃くん、海璃くんのお父さん、体を持ち上げてくれたりトラックに乗せてくれて動かしてくれたマーシャルの方々、痛がっている僕にタオルや冷やす物などを持ってきてくれたサーキット内での看護師さん、丁寧に対応してくれた救急隊員さん、病院で担当してくれたお医者さん、本当に皆さんありがとうございました。

沢山のメッセージありがとうございました。
ご心配ご迷惑をお掛けしてしまい本当に申し訳ございませんでした。
少しでも早く復帰し、皆さんとレースをできるようにします。
Result JAF 全日本カート選手権 FP-3 第5戦
順位 名前 LAP TIME チーム名
鈴木 悠太 20 14:51.2 TEAM EMATY
横山 優之介 20 14:52.4 SPS川口
小野 大地 20 14:53.6 チームTKC
山代 諭和 20 14:53.7 quaranta sei YRT with GEMINI
柳沼 光太 20 14:54.0 ガレージC
小林 海璃 20 14:54.3 ミツサダ PWG RACING
藤村 太郎 20 14:54.5 Formula Blue HKC
高島 恒太 20 14:57.8 チームエッフェガーラ
渡邊 賢人 20 14:58.0 SuperRacingJunkie!
ー 以上、規定周回数1/2以上完走 ー
酒井 龍太郎 失格 ミツサダ PWG RACING
※ PENALTY:No.44【当該ヒート失格】 2023年 全日本カート選手権統一規則書 第21条8項(未計量)
FIA KARTING ACADEMY TROPHY Rd.2 DNK
2023年6月16日(金)~18日(日)STEEL RING CIRCUIT DRY
ドライバー酒井 龍太郎       
出走台数44台       
Qualifying Practice14位       
Qualifying Heat A-C6位       
Qualifying Heat B-C6位       
Qualifying Heat C-D4位       
FINAL4位       
ドライバーコメント 酒井 龍太郎
FIA Karting Academy Trophy Rd.2のデンマーク戦に日本代表で参戦しました。

開幕戦のチェコではレース展開等様々な幸運が重なって5位という結果を残せましたが、初日では全く初のサーキットで対応をする事もできていなく、自力の速さがない事が課題でした。
また、前回は木曜日も3セッション走行できたのですが、今回は金曜日3セッション走行したらQUALIFY(タイムトライアル)が開始されるという、練習時間が少ないスケジュールでした。
そこでチェコと同じ事をしないために動画を見たり、シュミレーターに乗って対策をして挑みました。

金曜日1本目は路面が濡れていて滑る路面でした。
ですが路面のレイアウト等を把握する事ができたので、2本目から完全ドライで周りの選手の乗り方を見てコース習得をしていきました。
チェコの時よりは対応が出来ました。

3本目は新品タイヤでQUALIFYに向け、アタックをする予定でしたがエンジンが走行中にストップしてしまい、タイムアタックする事もできないままQUALIFYに挑む事になりました。
VORTEXの方々も見ていてくれてエンジン交換をさせてくれました。
QUALIFYでスリップを狙ってスタートをしたのですがエンジンがかからず、それでもその場にいた他の選手のメカニックに手伝ってもらい、押し続けたらエンジンがかかりました。
スタートした頃には残り3周程しかなく、タイヤの皮もむけきらないままでしたがなんとかアタックしていき、グループ7番手のタイムを出す事ができました。

土曜日のHEATでは7番手スタートでした。
レース中自分の速さが足らず、スタートで2台抜けてもまた抜かれてしまい、6位でした。
バトルの弱さでも1台抜いては2~3台に抜かれるの繰り返しでした。

日曜日はHEAT3と決勝が行われます。
どちらのHEATもバトルでとても弱く、後ろの選手にビタビタに付かれているにも関わらず前のクロス狙いでイン側を開けてしまい、順位を落とし続けてしまいました。
HEAT3はスタートで大クラッシュが起き、僕はそれを抜けてくる事ができたので4番手チェッカーでした。
決勝単独になった時、HEAT3で分かった乗り方を使い走り続けていたら前に追いつく事ができました。
順位を落としても必死で自分なりに前を追っていたら前がバトルし始めて完全に追い付けましたが、そこから抜けても最終ラップは特に一気に3台くらいに抜かれてしまいました。
でも前の選手が5台程コースアウトしたので順位を上げ、最終コーナーでも前がブロックをしていたのでクロスを狙い4位まで上げることができました。

チェコの時以上に奇跡に救われたレースで実力やバトルでは全然足りていない事まみれでした。
この課題を日本でも克服していけるようにします。

今回も日本のMPRで挑み、速い車を仕上げてくれた後藤さん、乗り方を沢山教えてくれた光貞監督、通訳の中納さん、押しがけをしてくれたVORTEXのフィリポさん、ありがとうございました。
次こそ自分の力で戦えるようにしていきます。


FIA KARTING ACADEMY TROPHY Rd.1 CZE
2023年5月19日(金)20日(土)21日(日)STEEL RING CIRCUIT DRY/WET
ドライバー酒井 龍太郎       
出走台数45台       
Qualifying Practice11位       
Qualifying Heat A-C5位       
Qualifying Heat B-C4位       
Qualifying Heat C-D3位       
FINAL5位       
ドライバーコメント 酒井
FIA Karting Academy Trophyに日本代表として参戦しました。

昨年のJAF Jr. 選手権 FP-Jr部門でチャンピオンを獲得した事により、JAF様に選出して頂き各国の代表が集まるレースに挑戦しました。
過去のリザルトを見ると、日本のドライバーは太田格之進選手が優勝とランキング2位という結果を残しているようです。
僕は情報収集や準備などの努力してくれた方や、応援してくれた方の期待に応えられるように、チャンピオンを獲るという大きな目標を持って日本人チームのMPRで臨みました。

木曜日から練習走行が始まりました。
雨での走行となって、乗り方を探す事もできていなくて、全く対応できませんでした。
タイムはグループの23台中20位以下になり全体45台中40位付近でした。
最後のセッションに光貞監督から乗り方を教えてもらい、とにかく勢いを付けることを言われ、飛び込んでいきました。
切り替えていけたので一気にペースが上がりグループ8番手まで上げられました。

金曜日から初のドライ走行でした。
日本で海外からタイヤとエンジンキャブなど揃えてもらいテストで走った時は、グリップが日本で走ったことのあるタイヤで1番グリップするMOJOよりするけども、差があまりない感覚でした。
実際チェコで走ってみると、とてもグリップしたので旋回速度を上げていかないといけない所を、スピードを乗せれず跳ねさせてしまったり、喰わせてしまったりで乗り方で足りていない事だらけでこの事が日曜日まで課題となっていました。

土曜日からヒートが開始されました。
金曜日のタイムトライアルで6番手、全体11番手だったので各ヒートスタート順位は5番手や6番手と、順位を上げやすい所でした。
前の選手のペナルティで繰り上がりもありHeat 1は5位、Heat 2は4位でした。
でもペースがあまりなくてトップの選手からベストタイムで0.2秒遅れていました。
ですがその差を日曜日のHeat 3で乗り方を光貞監督に教えてもらい改善し、詰めていきました。
Heat 3は抜いていく中、セクターやラップのファステストタイムを出せました。
でもバトルで自分にペースがあるのに前の選手を抜けなかったり、抜けてもクロスをとられるなど、もっと前にいけたのにもったいない事で離されてしまい抜けずに4位チェッカーの繰り上がりで3位でした。

ファイナルは7番手からのスタートでした。
スタートでエンジンの不調で加速が鈍くなり、出遅れてしまいました。
その出遅れで順位を落としたので自分が焦ってしまったら後ろにいるのに、インを開けて抜かれてしまったりして、さらに順位を落としてしまいました。
途中雨が少しだけ降り滑りやすくなります。
今まで僕はそのような路面変化に対応できなくて順位が悪かった事がほとんどでした。
でもここで「自分は対応できるようになる」と強い気持ちで走ったので前の接触等ありますがトップ集団に追いつき、順位も上げられました。
それでもバトルで手こずったりしてもっと順位をあげれたのにミスをしてしまい、追いついては離れの繰り返しで5位フィニッシュとなりました。

今回バトル、レース展開や乗り方で沢山課題が見つかり、得意としていた抜くこと、それと今までもできていなかった乗り方の対応などを克服できるようにしていきます。

僕を選出して頂き貴重な経験をさせてくれたJAF様、日本人チームで挑み最高の車を仕上げてくれて、乗り方も教えてくれた光貞監督、後藤さん、通訳の祖父江さん、現場にいなかったけど応援、協力してくれたチームの方々、押し掛けをしてくれたVORTEXの方々、ありがとうございました。
とても悔しいですがこの気持ちをこの先のレースで活かしていき、課題を克服できるようにしていきます。



JAF 全日本カート選手権 FP-3 第1戦
2023年4月16日(日) 神戸スポーツサーキット
ドライバー酒井 龍太郎
出走台数12台
タイムトライアル2位
予選ヒート3位
決勝ヒート3位

JAF 全日本カート選手権 FP-3 第2戦
2023年4月16日(日) 神戸スポーツサーキット
ドライバー   酒井 龍太郎
出走台数12台
予選ヒート   1位
決勝ヒート   1位
ドライバーコメント 酒井
僕は全日本FP-3クラスに最年少で初出場しました。

昨年のFP-jr. クラスで絶対に諦めなかったから奇跡もあり、チャンピオンを獲得しました。
なので飛び級で本来は出られないFP-3クラスに最年少で出ました。
全日本最年少でチャンピオンを獲るための今回第1.2戦でした。

また、今年からレースの流れが変わり今までのOKと同じようにタイムトライアルは第1.2戦の予選のスタートポジションが決まるようになりました。

木曜日は少しドライで走ることはできましたが金曜日も基本的には雨で、その中で自分の攻めていくことが足りなかったので正直、昨年の雨の統一戦からあまり成長していませんでした。

土曜日はドライに変わってもわずか3本しか走れなく、速さも全くなかったのでかなり厳しい状況で当日を迎えました。

当日重要なタイムトライアルでやはり速さがなく2位でした。
予選ではトップと3番手の選手が僕より速くて僕はバトルにも持ち込めず3番手でした。
ペースがないまま決勝に挑みましたがペースも上がらず、途中はキャブトラブルにより途中失速してしまい、ポジションキープしてチェッカーを受けるのが精一杯の状況でした。
チェッカー後にマシンを停めざるを得ない状態となり、悔しくて悔しくて仕方ありませんでした。

第2戦の予選ではペースはないものの自分の乗り方を変え、少しずつ速くしていきました。
残り4周の段階から少しずつ追いついていき、最後の周は最終コーナーを狙ってトップの選手を1.5台分離れている所を抜きにいきました。
ギリギリトップチェッカーでした。

決勝はトップスタートでたくさん考えてきた作戦を実行し続けていました。
2番手の選手がストレートスピードの劣る自分をホームストレートで押してくれていたので2番手から3番手を離すことができました。
残り2周でのバトルで1度抜かれてしまいましたがなんとか抜きかえして、1周走り切りトップチェッカーでした。

飛び級初出場で本当はデビューウィンをしたかったのですが、ペースがなくとても苦しい中バトルで勝ってくるような努力をたくさんしました。
結果的に速さを出すことはできませんでしたが、少しでもと乗り方を教えてくれたり車を考えてくれた光貞監督、懸命にセットアップしてくれた後藤さん、馨君、神戸という遠い場所でとても苦しい思いをしながらも勝てる車を作って頂きありがとうございました。

次戦から勝ち続けると言いたいところですが、地元である新東京のレースはFIA KARTING ACADEMY TROPHYと重なってしまったので出ることはできませんので、本庄からチャンピオンに向けてポイントを獲っていけるようにします。

FIA KARTING ACADEMY TROPHYでも出られない分自分の強い姿をみせ、成長出来るように頑張ります。
Result JAF 全日本カート選手権 FP-3 第1戦
順位 名前 LAP TIME チーム名
横山 優之介 22 17'35.203 SPS川口
柳沼 光太 22 17'37.468 ガレージC
酒井 龍太郎 22 17'40.449 ミツサダ PWG RACING
山代 諭和 22 17'41.123 quaranta sei YRT with GEMINI
岩﨑 壮一郎 22 17'41.372 Energy JAPAN
藤村 太郎 22 17'42.213 Formula Blue HKC
植原 愛月 22 17'44.042 HIGUCHI RACING TEAM
小野 大地 22 17'44.174 チームTKC
寺田 海翔 22 17'44.420 チームナガオ
10 大野 弘志 22 17'47.174 SLT.RT/TeamBONJIN
11 岸 秀行 22 17'48.555 チームナガオ・大阪鶴見法律事務所
12 越路 暢哉 22 17'52.359 ONE POINT
Result JAF 全日本カート選手権 FP-3 第2戦
順位 名前 LAP TIME チーム名
酒井 龍太郎 22 17'39.653 ミツサダ PWG RACING
横山 優之介 22 17'39.980 SPS川口
柳沼 光太 22 17'40.180 ガレージC
山代 諭和 22 17'40.554 quaranta sei YRT with GEMINI
植原 愛月 22 17'41.206 HIGUCHI RACING TEAM
寺田 海翔 22 17'41.974 チームナガオ
小野 大地 22 17'42.251 チームTKC
藤村 太郎 22 17'42.872 Formula Blue HKC
岩﨑 壮一郎 22 17'43.142 Energy JAPAN
10 大野 弘志 22 17'43.721 SLT.RT/TeamBONJIN
11 越路 暢哉 22 17'51.396 ONE POINT
12 岸 秀行 11 08'53.155 チームナガオ・大阪鶴見法律事務所
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